こんにちは。
理学療法士の平野です。
当院は理学療法士による個別リハビリに力を入れています。
今回は当院で行なっている運動器リハビリテーションについてご紹介いたします。
まず理学療法士という資格についてご説明いたします。
理学療法士は患者様のお身体に合わせたリハビリを計画し実施する専門家です。医師や看護師と同じように、医療を学んでいる国家資格です。解剖学や生理学、運動学、整形外科学などの専門的な知識を用いて患者様のお身体の状態を評価し、計画を立ててリハビリを行います。
次に当院で行なっている運動器リハビリテーションについてご説明します。
運動器リハビリテーションとは、整形外科疾患などにより生活に支障をきたした患者様に行うリハビリです。例えば、膝関節が変形して十分に曲がらない、脚に力が入らず以前のように長く歩けない、肩が痛くて洗濯物が干せないなど、様々な疾患により生活が不自由になる方が多くいらっしゃいます。お稽古に出かけられない、買い物に出かけられないなど、生活の中での運動量が減ってくると体力や筋力が落ち、高齢の方は転びやすくなったり介護が必要になってきます。変形が初期のうちに整形外科を受診し運動器リハビリテーションを行うことで、痛みを緩和したり、関節の柔軟性を改善したり、筋力を強くするができます。患者様が要介護状態にならずに健康的で充実した生活を送っていただくために、運動器リハビリテーションでサポートさせていただきたいと思っています。